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ホンキートンク・スーダラブルース

ゆるコラム、oF、邦ロックや歌謡曲、小説の感想。ドラクエ、JavaScript、ドラゴンボール超など。湘南あたりを転がってる石コロのゆるゆる生きてく超雑多な軌跡です。

お守りブラジャー。 〜湘南の海の奇跡〜

オーケン小説ばっか読んでたら、僕も筆を執りたくなりました。

www.sudara-bluse.tokyo

なのでしょーもない小話を1コラム...。

 

  

ザザ〜、、、ザザ〜、。(湘南の波音)

 

お守りちゃん「ねぇ。ちゃんいーくん。私、海、見たいなぁ。」

鵠沼海岸の居酒屋でハイペースでハイボールを飲んでいた彼女。

ただでさえ視点が定まっていない、とろんとした目が、

さらに頼りなくなってゆく。。

もうすぐ就活なこの子はどんな仕事に就くのだろう。。
あぁ心配。。。俺もだけどこの子の将来も心配。。

 

自称、「なんちゃらマガジンのグラビアページに載ったことがある」らしい。

そんなこと。。と思いつつも服の中身が気になってしまうお年頃。

ハイボールを追加で注文してあげる。

場に流れる「あわよくば」な空気。嫌いじゃないこの空気。

この時はまだ安心していた。まさかお守りが登場するとは思わない。。

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突然ですが、

皆さんは「お守り」を持っていますか?

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肌身離さず持っていますか?

カバンに入れている人、机の引き出しにしまってある人、色んな人がいるでしょう。 

では、お守りをブラジャーにつけている女性はいますでしょうか?(男性でも)

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正確にはブラジャーの紐の部分です。

確かに都会のオオカミ達から身を守るには最適な場所かもしれません

(どうやら検索すると少数派ですが存在するそうですね。)

 

ちゃんいーを通り過ぎていった女性たちの中に一人だけ、

このような属性の方に出会ったことがありました。

今回は、本当にあった青春の1ページのお話です。

  

ザザ〜、、、ザザ〜、。(湘南の波音)

 

 

お守りちゃん「ねぇ。ちゃんいーくん。私、海、見たいなぁ。」

鵠沼海岸の居酒屋でハイペースでハイボールを飲んでいた彼女。

 

当時会社をやめて、お金がなく、ヤケクソになっていた俺は、

「友人の友人の先輩の後輩」という、もはや「他人」の女子を紹介されて、

「海が観たい!」というリクエスの元、鵠沼の安居酒屋で飲んでいました。

 

彼女は年齢の割には、幼い顔つきで、会話のペースはゆっくりで。

瞳はどこかボ〜っとしていて明後日の方向を見つめていました。

しかしツボが浅く、非常によく笑ってくれる良い子だったのを覚えています。

「もしかしたら俺、この子と付き合うのかな?でも今無職だしな、、、。」

そんなことを考えていました。

 

すっかりハイボールに酔っていた彼女ですが、僕は今後の将来の不安の為か、ほとんど全く酔えずにいました。「そろそろ、海行こうか。」

外の空気が吸いたくなって、店を出る提案をしました。

 

勘定は、割り勘で半分お金を出してくれた彼女。

「この子、いい子だな」と思いつつ、

サンクスで缶ビールと缶チューハイを買って、江ノ島が見える海岸へ移動しました。

 

頭の中では、桑田さんの「明日晴れるかな」が流れていました。

俺の心は明日も晴れねぇ。。やはり明るい気持ちになれません。

 

お守りちゃん「わーわー星が見えるよ〜!」

二人で海岸の石の部分に寝転びました。

俺「そうだね〜。」

天気がよかったので星が見えました。

ブルーハーツ「星をください」が頭の中で流れました。

やっぱり将来が不安です!あぁ、こんな時くらい忘れたい!!

 

よっしゃヤケクソだっ!全部夏のせいっ!

缶ビール「カランっカラン、、、!!!」

足に缶がぶつかりました。

不安な気持ちをかき消すように俺は彼女に覆いかぶさってみました。

「ちょっとダメだよ〜。誰かみてるかもよ〜。」彼女もまんざらでもなさそうです。

女の子の「だめ」が本当にNOなのか、YESなのか未だに見分けがつきません。

 

ロックバンドでもやってない限り、

年齢を重ねるとそんなことを見極める、勢いのあるヤング青春なシチュエーションも減ってきて、
結局、見極められないまま死んでいくのでは?と最近思います。

女性は大いなる謎です。

 

「二人でゆっくりできるとこ行こうよ。今日は帰らない。このままじゃ帰れない。

 

松本隆 先生にごめんなさい!したくなるような使い方で、

赤いスイートピーの歌詞のようなセリフを吐いた彼女

 

意外と積極的で肉食?なんだな〜と思いつつ、彼女の提案に任せ、

134号線の安いラブホテルに転がり込みました。

 

部屋に入って、独特のタバコの匂いを浴びながら、

普段は絶対に効かない無味無臭なR&Bの有線を選曲しました。

そこまではよかった。

 

彼女「んっ。」

彼女をベッドに押し倒し、上着を脱がせました。(よっしゃー!!燃)

俺「んっ!?」

 

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彼女「あんっ」

俺「えぇっ!?」

 

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なんと彼女のブラジャーにはいかつい神社産のお守りがぶら下がっていました。

俺「ええっこれなに?」

彼女「お守りだよ」

俺「毎日つけてるの?」

彼女「うん、毎朝結んでるよ」

 

まず最初に浮かんだのが「飲み会のネタ一丁上がり!」

という得した気分でした。

しかしそれと同時に、初めて「萎える」という経験をしました。

 

 

一瞬考えましたが、

高田純次 先生か誰かが
「交通事故にあったら、感謝してなるべくやっつけろ!」

と名言をおっしゃっていたので、有線のR&Bを切って、
iPodでサザンのHOTEL PACIFIC を音量大きめにして流し、やっつけました。

 

俺「今だっ!!!!!!せいやっ!! これぞアバンチュール!

感じるぜ、けだるいハッピネス!!!」

 

若さの勝利です。

 

その日は結局、彼女が次の日の用事を思い出し、終電で帰ることになりました。(謎)

それ以来、一度も連絡はきていません。(謎)

 

くすぶっていた僕を試しに来た、神の使いだったのでしょうか。

また一つ、いらんバチが増えてしましました。

 

生きているといろんな人に出会います。

それを楽しんで生きて行きたいなと思います。

 

翌日、冷静に思った。

ブラジャーにつけてたら汗かいたり邪魔じゃないのかな?笑

 

完。

 

 

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