今見てくれてる人の数

ホンキートンク・スーダラブルース

ゆるコラム、oF、邦ロックや歌謡曲、小説の感想。ドラクエ、JavaScript、ドラゴンボール超など。湘南あたりを転がってる石コロのゆるゆる生きてく超雑多な軌跡です。

ボクたちはみんな大人になれなかった / 燃え殻 自分より好きになった人のなんの根拠もない言葉ひとつで、やり過ごせた夜が確かにあった。

 f:id:sudara_bluse:20171031165821p:plain

 

円山町の坂の途中、神泉に近い場所に安さだけが取り柄のラブホテルがある。
そこはかつてボクの唯一の安全地帯だった。

 

 この一文で他人事ではないと思った方にはおすすめです。

オザケンのアルバム名や曲が出てきますが、

僕のような、銀杏BOYSのやグミ・チョコレート・パイン好きの人間にも

クリーンヒットだと思います。

 

フォロワー7万人超え、ツイッター職人

燃え殻(@Pirate_Radio_)さんの「一番長いつぶやき」が本書だそうです。

 

マークザッカーバーグがボクたちに提示したのは「その後のあの人は今!」だ。


ダサいことをあんなに嫌った彼女のフェイスブックに投稿された夫婦写真が、ダサかった。

 

 

cakesでも連載中。一気に読みました。

その後、いくつものフレーズが刺さったので、

すぐフォローしました笑

 

 

(あらすじ)

あの頃の恋人より、好きな人に会えましたか?


17年前、渋谷。大好きだった彼女は別れ際、「今度、CD持ってくるね」と言った。それがボクたちの最終回になった。17年後、満員電車。43歳になったボクは、人波に飲まれて、知らないうちにフェイスブックの「友達申請」を送信してしまっていた。あの最愛の彼女に。

 

◆ リズム&ブルースのとても長い曲を聴いているみたいだ。 糸井重里(コピーライター)
◆ 事件も犯罪も起きなければ、アウトローも拳銃も登場しない。だがこれは確実に新時代のハードボイルド小説だ! ! 大根仁 (映像ディレクター)

 

物語は、1990年代のテレビ制作会社やその界隈、サブカルチャーの匂いが 

描かれています。また、

 

毎日毎日、満員電車に乗っていたら、たまには会社に行かずにどこか遠くへ行ってしまいたいと思う方がまともだ。

そういうネガティブな考えの人間は大人じゃないとか根性がないと言う人とは友達になれない。

まずそんな人間はポジティブで根性があって、センスがない。

それが立派な大人なら、ボクはやっぱり立派になりそこねたんだと思う。

 

などと、所々で存在を肯定してくれます。

ありがとう燃え殻さん。

銀杏BOYSの曲やグミチョコを読んだ時と似た気持ちになります。

 

あの頃は、今よりさらに明日が不安だった。

彼女と一緒に居る時以外のボクは、常にギリギリの精神状態だった。

そこは「修羅の国」と言うほど、かっこよく荒れてもないし、

「不思議の国」と言うには、不条理ばかりで、それはいわば「ギリギリの国」と言うのが正確な表現だった。

 

わかります、、、僕も今ギリギリの国で生きてます。。

 

 

ボヤいている人がいる。はしゃいでいる人、
怒鳴っている人、甘えている人もいる。
みんな広い世界を覗いて、片手に収まる窓を開けて満足しようとしている。

 ボクはときどき、急にその場所が息苦しくなる。見えない窮屈なルールを感じる。そして、決して自分と分かち合うことのできない並行世界に目を伏せたりする。

 それでも、みんな「ここにワタシはいる」と瞬いているのが見える。一等星から六等星まで、その光の強さはそれぞれ違うけど、もっと早く、もっと深く、本当は、みんなどこかに繋がりたいのだろう。

 

はい、繋がりたいです。。

まずはリツイートのやり方でも調べます。。

 


 一度、大雨の夜に、どうしようもない不安にかられて、

誰もいなくなったオフィスから彼女に電話をかけた。

「不安でさ、この仕事をずっとやっていける気がしない、どうしよう」
まくしたてるボクに彼女は「うんうん」と繰り返し話を聞いてくれた。

そしてどんな愚痴でも、
最後に「キミは大丈夫だよ、おもしろいもん」と言ってくれた。

自分より好きになった人のなんの根拠もない言葉ひとつで、やり過ごせた夜が確かにあった。

 

そんな恋を、男子は忘れられないんですよね。

いつだって女子は先に大人になるんですよね。

 

しみったれ男子は、燃え殻さんに感謝しつつ必読!笑