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ホンキートンク・スーダラブルース

ゆるコラム、oF、邦ロックや歌謡曲、小説の感想。ドラクエ、JavaScript、ドラゴンボール超など。湘南あたりを転がってる石コロのゆるゆる生きてく超雑多な軌跡です。

【本の感想】高校生の時に出会いたかった。。グミ・チョコレート・パイン / 大槻 ケンヂ

 

ぼくの本棚のグミチョコには19個のフセンがついている。

その中のいくつかを。


「人生ってグミチョコ遊びだと思うの。出す手によって先に行ったり遅れたり、でもそうやって、いつかみんなが同じ場所へたどりつくんだと思う。」


「虚構の世界の中で現実を学びとろうとする試みは、徒労だったんじゃないのか。
何百冊本を読むより、何百本映画を観るより、好きな人と一度キスを交わすことの方が、重要なことなんじゃないのだろうか。」


「結局、創作っていうのは、感動を心にためこんで、それを自分なりに、もう一度この世に出現させるってことだろ。
感動を貯金することはだれにでもできる。問題は、貯めた感動を詩や絵本や文章なんかに、置き換える能力があるかないかってことだ。」

 

「逃げるな少年よ。不安恐怖葛藤はあるがままに、やりたいことをやれ、行きたいところへ行け、それが見つからなければ、それを探すために出ていくのじゃ。そのための荒野は無限に広がっているのだから」

 

美甘子が俺を置いてどんどん大人になってゆくのがたまらなくさびしかったんだよっ」

 

「闇の中は居心地がいいからな。ずっといたいよな。何かを表現したいって気持ちは野獣みたいなものなんだ。解き放してやらないと、自分がその獣に喰われてしまう。」

 

「俺は本を読む。映画を観る。もっともっと、今より沢山、読んで観る。でもそれだけじゃ駄目だ。体験する。この世界の、あらゆることを身を以って体験体験して、痛みを知る。失敗も成功もなんにも恐れない。とにかく知って知って体験しまくって、やがて山口美甘子に、俺の存在を知らしめる。」

 

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君が今、中・高校生な青春時代を送っていて、銀杏BOYSが好きなら絶対読むべきだ。

 

肯定されて、励まされて、焦らされて、「書を捨てよ。街へ出ろ!」って語りかけてくるから。

 

あいつらが簡単にやっちまう30回のセックスよりも 「グミ・チョコレート・パイン」を 青春時代に1回読むってことの方が 僕にとっては価値があるのさ

 

って銀杏BOYSも叫んでるでしょ。笑

 

オーケンのバンド小説はどれも面白いけど、これのチョコ編、パイン編はぶっちぎりです。